今日のピアノ 16 ショパン エチュード「革命」 [ピアノ]
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ショパンのエチュード革命。
はあ…一回消えたので書き直します><泣
さて、革命のエチュード。
すごい曲ですね、これは!左手泣かせ!笑
ショパンの故国は、ポーランドですが、その歴史はすさまじいものがあります。
何度も分割され、支配され、そして人民が蜂起することもありました。
そして、ショパンはその時代に生きた人間でありました・・・・・・。
この曲は、11月革命がおこったころ、国外にいたショパンが作曲したといわれている。
この曲について、逸話がいくつかある。たとえば、ショパンは国外でこの曲を作曲している最中、「(友達や家族、愛する人たちが革命に巻き込まれているというのに)私ができることは、ただピアノの前に座り、嘆くだけだ」といった・・・・・・など。
だけど、この話はあまりにもできすぎているように思う笑
実際は、革命以前から作曲が始まったとかいないだとか。
では、なぜこの曲は革命といわれるのか?その理由のは、ショパンの死後、献呈されたリストが革命と名付けたことによることらしい。
たしかに、革命(11月蜂起))とこの曲を結びつけるのは、それほどやぶさかではないが、本当にそうだろうか?
僕は、どちらかというと絶対音楽的なスタンスをとって曲を聴いています。つまり、曲についての勉強はほとんどしていないし、先入観はあまり持たずにとりくめます。
しかし、それは逆に言うと、もしその曲に何か込められた特別な意味があれば、それを見過ごすことになっているかもしれない。
物事はいい面だけで終わることはないから、難しいですね><
僕が、このリストの名付け得た理由を解釈するなら、こうです。
つまり、ショパンはこのエチュード集によって、音楽界に革命的な影響をもたらした。
それでは、なぜこの曲に革命なのか?
それはつまり、この曲がエチュードの最後の曲だからであった・・・・・・?
うーん、何とも難しいですが、ショパンのほとんどの曲を初見で演奏したリストも、エチュード集は、初見では弾けないどころか、練習する機会を要したのは事実であります。
リストが舌を巻くほど難しいエチュードが、確かにあったことは、やはり衝撃的だったことと思うし、それに、この曲のエネルギーはすさまじいものがありますね。
まず出だし。
ジャーン!ッといきなり右手の指五本をすべて使って衝撃的に始まったかとおもうと、左手の猛烈な動き、火だるてなかせ!笑
しかもおその勢いはほとんどやむことなく最後まで突っ走り、そして最後・・・・・・。
ジャーン、ジャーン、ジャン!ジャン!
と、衝撃的に終わる。
これ、聴いてみてどうでしょうか?
なんとも悲劇的な印象ではないですか?
そうだとおもいます。弾いている僕も、ああ・・・・・・><って感じ。
ところが、ある日、あることに気がついたのだ。
なんと・・・・・!!
ピカルディ終止ではないか!!
!?
ピカルディ終止!?
ええ、そうなんです、ピカルディ終止!!
いや、そうじゃなくて・・・・・・ピカルディ終止ってなんだよ!! って?ヒッヒッヒ!
ピカルディ終止というのは、曲の最後、長三和音で終わることを言います。
バッハとかである、短調が急に長調になって現れる終り方で、これをピカルディ終止という。
これなんかわかりやすいですね。
まあ、厳密には和音ではないから、ピカルディの三度・・・・・・それでもだめなら、ピカルディ!笑
僕はあんまり楽典は勉強しなかった(!)から、短調だったんが、急に長調になって終わるというのはピカルディということで。うん。笑
さて、ショパンの革命は・・・・・・なんと!
最後の和音が長和音ではないか?
いやーきづいたときはほんとにびっくりしました。
・・・・・・にくい、にくいぜショパン。
たしかに、この曲は後半、長調と短調が頻繁に入れ替わっている。
もしかしたら、長調で終わるかも・・・・・・?という気配を見せ、すこしゆっくりにもなる。
しかし、さいごの最後、ダダダダダッと下降していく部分は短調で、そのまま短調で、ジャーン!
とひびかせ、次に何やらよくわからない感じでジャーン!ッと響き、っジャン!これもまだ完全に長調ではないが、もはやはっきりした短調ではなく少し明るみがあり、
最後のジャン!これでとうとう長調に転じている。
この、最後の音だけ長調に転じているのはなぜだろうか?
ピカルディ終止は、バッハとかのバロック音楽の場合、神様による救いを意味している。
それなら、これは救いを意味するのだろうか?
だけど、きいてみてください。
ジャーン、ジャーン、ジャン!ジャン!
ですよ?笑
なんか、救いはもうすこし穏やかに来るようなものだと思う。
とすれば、これは勝利を意味するのだろうか?
はたまた・・・・・・。
最後の一音で、音楽とはこうも変わるんですね。
奥深い一曲であります。
最近、YOUTUBEの動画から、チャンネル登録できるようにしてみました。
(鍵盤が動画の最初に出てきます)
YOUTUBEやってる(?)かた、よろしければ登録お願いしますヽ(^。^)ノ
文鳥、保温がより完全になりました^^よかったよかった!ヽ(^。^)ノ
いろいろまとめ(^O^)
音楽(ピアノ)まとめ
http://op63op29pia30845.blog.so-net.ne.jp/2015-05-16
本まとめ
http://op63op29pia30845.blog.so-net.ne.jp/2015-05-16-1
文鳥まとめ
http://op63op29pia30845.blog.so-net.ne.jp/2015-07-08-1
絵まとめ
http://op63op29pia30845.blog.so-net.ne.jp/2015-07-08-2
ショパンのエチュード革命。
はあ…一回消えたので書き直します><泣
さて、革命のエチュード。
すごい曲ですね、これは!左手泣かせ!笑
ショパンの故国は、ポーランドですが、その歴史はすさまじいものがあります。
何度も分割され、支配され、そして人民が蜂起することもありました。
そして、ショパンはその時代に生きた人間でありました・・・・・・。
この曲は、11月革命がおこったころ、国外にいたショパンが作曲したといわれている。
この曲について、逸話がいくつかある。たとえば、ショパンは国外でこの曲を作曲している最中、「(友達や家族、愛する人たちが革命に巻き込まれているというのに)私ができることは、ただピアノの前に座り、嘆くだけだ」といった・・・・・・など。
だけど、この話はあまりにもできすぎているように思う笑
実際は、革命以前から作曲が始まったとかいないだとか。
では、なぜこの曲は革命といわれるのか?その理由のは、ショパンの死後、献呈されたリストが革命と名付けたことによることらしい。
たしかに、革命(11月蜂起))とこの曲を結びつけるのは、それほどやぶさかではないが、本当にそうだろうか?
僕は、どちらかというと絶対音楽的なスタンスをとって曲を聴いています。つまり、曲についての勉強はほとんどしていないし、先入観はあまり持たずにとりくめます。
しかし、それは逆に言うと、もしその曲に何か込められた特別な意味があれば、それを見過ごすことになっているかもしれない。
物事はいい面だけで終わることはないから、難しいですね><
僕が、このリストの名付け得た理由を解釈するなら、こうです。
つまり、ショパンはこのエチュード集によって、音楽界に革命的な影響をもたらした。
それでは、なぜこの曲に革命なのか?
それはつまり、この曲がエチュードの最後の曲だからであった・・・・・・?
うーん、何とも難しいですが、ショパンのほとんどの曲を初見で演奏したリストも、エチュード集は、初見では弾けないどころか、練習する機会を要したのは事実であります。
リストが舌を巻くほど難しいエチュードが、確かにあったことは、やはり衝撃的だったことと思うし、それに、この曲のエネルギーはすさまじいものがありますね。
まず出だし。
ジャーン!ッといきなり右手の指五本をすべて使って衝撃的に始まったかとおもうと、左手の猛烈な動き、火だるてなかせ!笑
しかもおその勢いはほとんどやむことなく最後まで突っ走り、そして最後・・・・・・。
ジャーン、ジャーン、ジャン!ジャン!
と、衝撃的に終わる。
これ、聴いてみてどうでしょうか?
なんとも悲劇的な印象ではないですか?
そうだとおもいます。弾いている僕も、ああ・・・・・・><って感じ。
ところが、ある日、あることに気がついたのだ。
なんと・・・・・!!
ピカルディ終止ではないか!!
!?
ピカルディ終止!?
ええ、そうなんです、ピカルディ終止!!
いや、そうじゃなくて・・・・・・ピカルディ終止ってなんだよ!! って?ヒッヒッヒ!
ピカルディ終止というのは、曲の最後、長三和音で終わることを言います。
バッハとかである、短調が急に長調になって現れる終り方で、これをピカルディ終止という。
これなんかわかりやすいですね。
まあ、厳密には和音ではないから、ピカルディの三度・・・・・・それでもだめなら、ピカルディ!笑
僕はあんまり楽典は勉強しなかった(!)から、短調だったんが、急に長調になって終わるというのはピカルディということで。うん。笑
さて、ショパンの革命は・・・・・・なんと!
最後の和音が長和音ではないか?
いやーきづいたときはほんとにびっくりしました。
・・・・・・にくい、にくいぜショパン。
たしかに、この曲は後半、長調と短調が頻繁に入れ替わっている。
もしかしたら、長調で終わるかも・・・・・・?という気配を見せ、すこしゆっくりにもなる。
しかし、さいごの最後、ダダダダダッと下降していく部分は短調で、そのまま短調で、ジャーン!
とひびかせ、次に何やらよくわからない感じでジャーン!ッと響き、っジャン!これもまだ完全に長調ではないが、もはやはっきりした短調ではなく少し明るみがあり、
最後のジャン!これでとうとう長調に転じている。
この、最後の音だけ長調に転じているのはなぜだろうか?
ピカルディ終止は、バッハとかのバロック音楽の場合、神様による救いを意味している。
それなら、これは救いを意味するのだろうか?
だけど、きいてみてください。
ジャーン、ジャーン、ジャン!ジャン!
ですよ?笑
なんか、救いはもうすこし穏やかに来るようなものだと思う。
とすれば、これは勝利を意味するのだろうか?
はたまた・・・・・・。
最後の一音で、音楽とはこうも変わるんですね。
奥深い一曲であります。
最近、YOUTUBEの動画から、チャンネル登録できるようにしてみました。
(鍵盤が動画の最初に出てきます)
YOUTUBEやってる(?)かた、よろしければ登録お願いしますヽ(^。^)ノ
文鳥、保温がより完全になりました^^よかったよかった!ヽ(^。^)ノ
いろいろまとめ(^O^)
音楽(ピアノ)まとめ
http://op63op29pia30845.blog.so-net.ne.jp/2015-05-16
本まとめ
http://op63op29pia30845.blog.so-net.ne.jp/2015-05-16-1
文鳥まとめ
http://op63op29pia30845.blog.so-net.ne.jp/2015-07-08-1
絵まとめ
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長和音・・・major7のコードでしょうか?!
これだと、終わったのか終わらないのかという感じで終わりますよね^^;)
by 風来鶏 (2014-12-16 16:56)
ご訪問&Niceありがとうございます。
畑違いなのですが、ショパンは不思議な曲を
作られた作曲家と思っています。
(モーツアルトの方がわかりやすかったり・・・)
by caterham_7 (2014-12-16 22:51)
ツレが聴けばきっと何か言うんでしょうが、わたしはただ聴くだけ。。ただ弾くのに疲れるだろうなぁとか思ったり(笑)。
by さきしなのてるりん (2014-12-18 20:26)
風来鶏 さん
そうですね、終わったのやら終わらないのやら笑
コードはよくわかりませんヽ(^。^)ノ笑
by ジョナサン (2014-12-22 12:03)
caterham_7 さん
ショパンは、ロマン派の大家ですから、やはりそれまでの音楽を大きく変えたということをやってきたと思いますね。
モーツァルトがわかりやすい・・・というのも、やはりショパンが複雑な心情を表現しようとしたからではないかと思いますヽ(^。^)ノ
とはいえ、モーツァルトの音楽も、相当画期的だったようですが笑
by ジョナサン (2014-12-22 12:07)
さきしなのてるりんさん
音楽やってらっしゃるんですか?
ぼくも、ただ聞くだけです笑
by ジョナサン (2014-12-22 12:10)
初めまして、こんにちは!!
私、この『革命のエチュード』大好きです。
この中途半端なような終り方も何とも言えません。
自分が何かと迷った時に、よく聴く曲です。
by Chikako112 (2014-12-23 17:01)
Chikako112 さん
コメント気づかず大変遅れました><すみません><
そうですね。僕も大好きな一曲です^^
終り方、めちゃかっこよいですよね。ちょっと謎ですが、かっこよいです。
by ジョナサン (2015-02-04 23:06)