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③『注文の多い料理店』 宮沢賢治著 [本]

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言わずと知れた、宮沢賢治の名作だ。

宮沢賢治というのは、本当にえらいと思う。すごい。

何がすごいかっていうのは、一言では言い表せないが、偉い人であると思う。尊敬できる。

だけど、そんな偉い人だからと思って、かしこまって読むような本ではない。
それがすごい!すごいのだ!笑

さて、注文の多い料理店は、小学校の教科書に載っている。
このブログでは、結構有名どころのほんを紹介したいとおもう。
(もちろん、マイナーな本も読んでいるので、それも紹介するつもりです。)

というのは、コメントをいただいたりすれば、その本については為したりすることができるし、また、感想を言い合ったりもできる。だけど、それには、同じようにその本を読んだことがないとできない。

そういうわけで、まずは、みんなが知っているようなものを取り上げたい。

さて、注文の多い料理店だけど、この話は、最初読んでみて、どう思っただろうか?

怖いと思っただろうか?それとも、面白いと思っただろうか?
あるいは、獲物を捕りに来た猟師が、逆に料理されるという展開に、痛烈な皮肉を受け取っただろうか?

人それぞれだと思う。
それが面白い点でもあるが、もう一つ、一番大事な点、それは、読んだ後に残る、何とも言えない読後感である。


アニメでも漫画でも、見たり読んだりした後に、なにか、ジワーッと残るものがあることがあると思うが、宮沢賢治作品にはそれがある。
宮沢賢治が、そのことを意図したかどうかはわからないが、僕が読んだ限りでは、彼の作品にはほとんど、そういう傾向がある。

これができるというのは、なかなかすごいことだと思う。つまり、読者に何か感じさせたわけだ。

知識とか、ためになったとか、そういうことではない。その本から、なにか、受け取ったのである。

つまり、宮沢賢治は、私たちに何かを渡したのだ。

なにか?

それは、たぶん言葉では言えない。言葉では言えない何かだ。たぶん、適当に説明をつけることはできる。でも、それは、本当に説明にはなっていない。心で感じた部分なのだ。

そういう風に感じるように、賢治は、文章で表現してしまっている。賢治の魂がこもっているのだ。


 【新品】【書籍・コミック えほん・児童・図鑑】注文の多い料理店 イーハトーヴ童話集
いろいろまとめました(^O^)
音楽(ピアノ)まとめ
http://op63op29pia30845.blog.so-net.ne.jp/2015-05-16

本まとめ
http://op63op29pia30845.blog.so-net.ne.jp/2015-05-16-1

文鳥まとめ
http://op63op29pia30845.blog.so-net.ne.jp/2015-07-08-1

絵まとめ
http://op63op29pia30845.blog.so-net.ne.jp/2015-07-08-2
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コメント 2

hnhk

nice&ご訪問ありがとうございます。アラフォーになってから宮沢賢治の選集を読み返してみると、小学生の時よりもグッと染みてくるものがありましたよ(^^)
by hnhk (2014-09-18 18:45) 

desidesi

子供の頃読んだ絵本の記憶が強烈に残っています。
やはり、日本を代表する作家だと思います。
by desidesi (2014-11-15 21:05) 

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